DIY塗装 堺市外壁塗装について
2019/09/19
DIY塗装について
私達は堺市をはじめ大阪府内全域で外壁塗装を施工させて頂いており、数多くのDIY塗装のアフター塗装を施工する事もあります。
水まわりリフォームでも宅内に様々なDIYを施しているお客様も多く、色々と興味深々で拝見させて頂いております。
DIYは施工方法を考えるところから、どのような材料や塗料を使い、どのように施工するのか、考えればワクワクしますよね。
そしてもちろん失敗談も聞きますしご相談を受ける事も非常に多いです。
特に外壁塗装や内部塗装などは使う塗料などによりアフター塗装が困難になり下地の修繕から行わないと行けないと言う 大変な目にあったというお話も伺います。
そこでDIY塗装塗装に失敗しないポイント
1、塗料について
まず塗料でも様々な用途により分類されております。
外壁用塗料 をはじめ木部や鉄分などに使用する油性塗料 私達はこの分類を溶剤と呼びます。
そして 内部用塗料 内部を艶ツヤにしてしまうと照明の反射などにより目を引くため ツヤ無しなどが一般的に使用されます。 他には 屋根の塗装に使用されます屋根専用塗料や 防水塗料 駐車場の床に使用される防塵塗料など
数多くの種類があり この選択を間違えて塗装してしまうと塗膜の強度の低下はもちろん 数年後のアフター塗装工事で問題が発生する事が沢山あります。
水性塗料の上に 溶剤塗料を塗ってしまうと旧塗膜が溶剤にやられて、溶け出すなどの問題も発生します。
もちろん私達がアフター塗装をする際には下地処理から行いますが、この下地処理に通常よりも手間がかかってしまう状況にも遭遇します。
例えば下地処理がしっかりとされず塗装された場合にはその塗膜の下から浮きなどが発生するので旧塗膜を完全に剥離する工程が必要な場合もございます。
もちろんお客様にもそれぞれのご予算があり、かなりの面積に徹底した下地処理が必要な場合は 費用もかさんでしまいますのでここは注意が必要です。
2.下地処理
通常 現状の塗膜の上から新しい塗膜を作って保護するのですが、この下地処理が重要です。
カチオンシーラーや フィラーと言われる塗料が下地処理の塗料になります。
塗装は基本3層以上の塗膜にて外壁を保護しますがこの一番下の層にあたる下地処理 下塗りを正しい施工方法で施工しなければこの層で浮きが発生してしまい 外壁と外壁塗装の塗膜の間に浮きが発生すればその間に雨水などの侵入ルートが発生し防水性能 保護性能を失います。
見た目がピッカピカでも浮きがあれば家の外壁機能制度はグンっと下がってしまいます。
高圧洗浄で外壁の埃を洗い流し 旧塗膜の弱った塗膜をまず洗い流し それから下地処理を行うことが必要です。
3.外壁の補修について
こちらも非常に多いパターンなのでご紹介します。 外壁にひび割れ(クラック)が発生するとそれはやはり誰でも気になるもの。 それはそうですよね、屋根の塗装はもちろんのことですが、クラックが発生するとそこから雨水が侵入します。外壁にも様々な箇所がありますが雨ざらしの屋根や外壁は100パーセント 雨水が侵入してしまいます。
もちろん外壁の表面の中にはさらに2層 3層と層がありそこで防げるように施工はされていますがそこまで強靭なモノではありません。
雨水が廻る事で湿気が発生しシロアリの発生などにも繋がりかねません。
見た目もひび割れがある事で不安を覚え DIYとしてご自身でコーキング補修されているお客様も堺 大阪府内でも少なくはありません。
このコーキングもまた下地処理に影響を与える厄介ものです笑 塗装箇所のコーキングは
ただのシリコン ではなく
変成シリコンを必ず使用します。 シリコンは塗膜が付着しません。 その為、シリコンを施されている場合は専用のプライマー(のり)を使い塗膜が付着するようにする工程が必要になります。
これは外壁塗装でも屋根塗装でも同じです。部分部分ならプライマーを塗ってから下塗りで問題は改善されますが、かなり大きな面積にシリコンを施されている場合は状況にもよりますが旧塗膜の下の層からの下地処理が必要になる場合もあります。
その場合 左官工事なども必要になりますので費用まハネ上がってしまいます。
本日のポイントとしては
1.用途に合った塗料を使う
2.下地処理をきちんと行う
3.外壁や屋根 塗装の際 コーキングを使用する場合は シリコン では無く変成シリコンを使う。
以上3つのポイントをご紹介させて頂きました。
堺をはじめ大阪府内の外壁塗装 屋根塗装でお悩みの事がありましたらお気軽にご相談下さいませ。
次回もまだまだDIY塗装について掘り下げていきます。
ありがとうございます。