屋根の漆喰や補修工事の注意店 堺市のサイケ塗装がお届け
2020/05/26
その屋根工事!ほんとに大丈夫?!
漆喰の塗り替えや屋根工事での注意点!
よく屋根の漆喰のめくれなどを指摘された。などお客様からご相談があります。
近隣で工事中の業者さんが屋根の漆喰のめくれに気がつき声をかけて来たり営業の人が見かけて声をかけて来た。
と言うご経験はありませんか??
外壁塗装についてもそうですがこう言った屋根についても声をかけられ不安を抱き工事契約をしてしまう。
と言うかケースもよくあります。
もちろん全てが決して悪いわけではありませんが、中途半端な知識を持った業者さんからの営業には注意が必要です。
まず、屋根の漆喰。こちらはめくれている=雨漏りする可能性に直結する。
とは限りません。 その逆に屋根の状況によってめくれている方がいい。ケースもあります。
そう、屋根の漆喰はめくれているから悪いとは限らず、めくれているからと言って漆喰のみの工事を行い塞いでしまう方が悪影響を及ぼす可能性があります!
また、ラバー工法などと言った瓦をコーキングで固定しまう工法も屋根の状況やコーキングの打つ場所によっては逆に悪影響となるケースもよくありますので注意が必要です。
屋根自体は非常にシンプルな構造になっておりますが、瓦の積み方やそれぞれ一つ一つが非常に繊細な役割りを持つ事で雨水の侵入を防いでおります。
こちらの画像は弊社で棟瓦の積み替え工事を行った時のお写真ですが、まず棟瓦の積み方も良し悪しも様々ですが、大屋根の瓦の上に盛り上がる棟瓦の一番下 この、のしの土台となる赤い四角の部分ですが、基本的にこの、のしが正解な形に作られているかが最重要ですが、赤丸の部分こちらに2枚目が重なります。 よく画像を見て頂くと二枚目が重なっていた形が残っています。
これがつまり二枚目の位置で青丸は棟瓦の上から流れ落ちる水が下に落ちる為の水切りの役割をしています。
この水切りがある事で雨水は重力で下に落ち大屋根を伝って雨樋に流れていきます。
棟瓦の規格では5段からとなっていますが、中には3段しか積まれいない棟瓦もあります。
この青丸の端より漆喰は本来、内側に入っていないといけません。
これが同じくらいの位置にある場合、雨水が中へ流れ込んでしまったり、劣化が進んでいる場合、雨水を吸い込んで雨漏れを誘発してしまう可能性があります。
この棟瓦の土台の作り方も様々で、広い方がのしを積み重ねる時、安定するので幅広く積み上げてしまっているケースや、昔に積み上げられた棟瓦の状況も様々なのが原因となるケースもありますが、本来はのしの角より内側へあるべきなのです。
こう言った様々な意味が一つ一つにありそれが重なり合う事で屋根の瓦は雨水の侵入を防いで雨漏れしない仕組みになっています。
と言う事は漆喰を塗り替える際も、もちろんのしより内側にあるべきなのです。
外壁塗装も工程の一つ一つにも雨水の侵入を防ぐ意味がありますが、屋根工事は特にこの仕組みが理解されず施工されている事が多いのも事実ですので、注意が必要です。
漆喰は見かけではありません。
古い屋根ではこの棟瓦が傷んでいる事も多く棟瓦の上部の方から侵入してしまった雨水を吐き出す部分でもあります。
上から雨水が侵入している事でその部分の漆喰がめくれているとしたら、その雨水の逃げ道を防いでしまうのは、屋根裏へと雨水を導くのと同じです。 雨水が内部へ侵入すれば雨漏れを起こします。
このように屋根は非常にシンプルな作りではありますが複雑ですので、誤った処理をされてしまう事で屋根裏に入る事なく流れていた雨水を内部へと導く事になってしまうので施工会社選びには注意が必要です。
私共は外壁塗装、水まわりリフォーム、屋根工事も施工可能です。
お困りの事やご相談はお気軽にご連絡下さいませ。