梅雨時期の堺市での外壁塗装、季節ならではの強風にご用心
2020/07/02
梅雨時期の堺市での外壁塗装工事!
風対策にご注意を
7月1日はすごい風でしたね。もうほんとに参りました! 現在施工中一つ堺市東区の現場でしたが、それはもう凄い風でした。 梅雨時期だから?季節的に? 立地条件的に? 全てが驚くほどマッチして現場は大荒れでした。
丁度、外壁の下塗りを行う予定でしたので様子も見ながらまずは現場のチェックを行います。
家の塗り替え工事には、足場が必要ですがこの足場にかかっているシートをメッシュシートと言います。
このメッシュシートは必要不可欠で塗装工事の際、塗料の飛散を防ぐ役割を果たします。このメッシュシートは専用の紐で結びつけると言う非常にアナログシンプルな仕組みなのですが、その紐がきちんと結ばれているかを私達は塗り始める前に必ずチェックを行います。
塗装工事に雨と強風は非常に厄介な存在です。雨もそうですが風には特に気をつけなければなりません。
実は塗料は恐ろしいほど飛散します。風が吹くものならローラーから飛散した塗料はどこまでいくねん!と言いたくなるほど舞い上がります。
そのほとんどはメッシュシートにより防がれるのですが、このメッシュシートの紐はきちんと結ばれていないものなら喜んで塗料さんは外に飛び出してしまします(笑)
もちろんメッシュシートから外に出てしまいますと、ご近所さんの車や外壁などに付着するという悲惨な事態に発展する可能性もあり、お客様やご近所さんにも多大なご迷惑をかけてしまいますのでそうならないように徹底的にチェックします。
一通りメッシュシートが全て結ばれているか確認できたら、次はお客様や飛散しそうな場所にあるご近所さんの車を養生します。
カーシートという車専用の養生材で声をかけて許可を頂き、カーシートのセッティングをして準備完了です。
毎日あらゆる事を想定して作業に挑みます
仕事に大丈夫だろうは禁物。かもしれない徹底対策で。
準備が整いましたところで天気予報の確認、雨雲レーダーの確認をしていざ出動!と気持ちよく言いたいところですが、内心はとても不安。(笑) 風の様子を伺いながらそぉーっとローラーを転がしてみます。
そして塗料の飛散具合を確認しながら、慎重に塗装工事をしていきます。
現場では常にありとあらゆる事を想定して施工をしなければなりません。 「大丈夫だろう。は、絶対禁物です」
常にかもしれない想定で 「最悪の状況を回避することを前提」に施工方法や、段取りなどを決めていきます。
今回も、かもしれない想定で一度は塗りはじめたものの中断。 台風のように風の威力は増してきたのでローラーでの塗装は断念しました。 ほかにできるリスクの少ない作業を行い今日、ブルーシートも持ってきて強風対策をさらに強化して塗装を行いました。
ここでもかもしれない想定が必要で、二人で一時間ほどかけてブルーシートを三枚ほど飛散危険個所にさらに張るわけですが、明日は雨。
またいつ強風が吹き荒れるかわからないこの季節の変わり目。大気は不安定なのでブルーシートの広げっぱなしは危険です。 メッシュシートは風を通すことで風への対策を取られていますが、ブルーシートにはそんな素敵な機能はございません。
風が吹くものならこれでもか!と言うほど風を受け止めてくれますので足場の崩壊リスクにも繋がりかねません。
一時間かけてブルーシートを張り、塗り替え作業後にはまたブルーシートを外します。
これもとても大切な事です。
事故というものは、大丈夫だろうと言う隙間に発生します。
事故が起きてしまえばお客様に大きな迷惑がかかり当然、信用も失います。
そうならないよう物事を想定し、作業を行うことがプロとして求めらることです。
一つ一つが非常に細かいことではありますが、細かいところまで考える=仕事ができる証拠だと思いますので
塗装工事や屋根工事をご依頼される際には是非ともそう言った点も塗装業者の選別ポイントとして注意してみるものいいと思います。
私共もお見積りやご相談など承っております。何かありましたらお気軽にご相談くださいませ。