キッチン排水管詰まり修繕と塗装工事のお話
2020/03/06
堺市にて排水管詰まり修繕と塗装工事
本日は緊急対応で堺市西区で排水管詰まり修繕工事の施工を行いました。
排水管はキッチンの排水管です。
戸建ての2階にキッチンがあるお宅でした。
2階にキッチンがある場合、細い配管の距離がどうしても長くなるので注意が必要です。
特に、油を流していたりすれば大変です!
油は流すと必ず配下の中で白く固まってしまいそれが配管に付着します。
長年の汚れが付着する事で、配管の中の口径が小さくなってしまうのです。
使用環境により変動はありますが、
2年、3年と使用した後、洗浄材などでお手入れをするつもりが、その洗浄材が仇となり、付着している固まりがドサッと崖崩れのように崩れ落ちてしまいそれが管内で固まりとなり詰まってしまうのです。
今回はまさにそんな状況でした。
今回のお客様は 油は流していない
との事でしたが、それでも配管の中は油の固まりでパンパンになっていました。
恐らく洗い物で洗剤と一緒に流れる油が付着して行ったと考えられます。
配管の中は、、、
ご覧の通り、白い固まりがカチカチになって詰まっていました。
奥様が1人で頑張って洗浄材を流してまた靴の洗浄ブラシに針金をつけ、掃除口より清掃しようと試みたようですが、今度そのブラシまでも管内に残ってしまい断念したとのことでした。
これがまた、露出配管なので良かったです。
ブラシが取り残された箇所を切断し新しく交換。
排水管がペンキで塗られていており、どうしても塗りたいとの事でしたので配管の塗装も行いました。
が!当社では基本 配管の塗装はおすすめしておりません。
配管を塗装してしまうと管に塗膜が出来るのでメンテナンスの時に
「接着剤」の効果が下がります。
どうしても言われた場合、排水管の塗装は行っても給水管は絶対に塗装しません。
排水管は勾配をつけることで重力で流れて行く仕組みですので圧力はかからないのでまだ塗膜を除去すれば接着剤で接着出来ます。
ですが給水管は圧力がかかりますので接着不良だと圧力に接着箇所が負けて抜ける恐れがあります。
抜けたら、、水が吹き出し悲惨な事になります。
家にいた時になってすぐ気づけばまだ被害はマシですが、不在の時に、、
と考えると非常に恐ろし事です。
またメンテナンスの際、塗膜を削らなければならなくなり、その削りとる際にパイプまで削ってしまう恐れもあります。
パイプまで削ってしまうと外径が変わってしまいますのでこれもまた、漏水の恐れが格段にアップします。
そして、リスクを避ける為にメンテナンス費用が上がってしまうリスクも考えられますので、配管は基本塗装しない事をおすすめします。
雨樋は塗装するのがほとんどですので、その感覚で全て塗装して欲しいと言われる事が多いのも事実ですが、
排水管は基本塗装しない。
給水管は絶対塗装しない。
と言う事を当社は徹底しております。
気をつけて下さいね!
後は塗装して完了です。
今回は排水管詰まり修繕工事と
排水管塗装工事のお話でした!
外壁塗装をして屋根も塗装することにより家がピカピカに、綺麗になる事で、古い配管がそこに見える事のは目を引いてしまう事は事実ですが、塗装するなら排水管のみにしておきましょう笑
また、排水管のお手入れは2年、3年後の場合、一度業者にて洗浄してもらうことをお勧めいたします。
一度業者にて洗管して頂きその後、半年に一度または3か月に一度など、細かいサイクルで薬剤メンテナンスする事をお勧めいたします。
思わぬトラブルが発生してしまう恐れがありますので。
また、油は流さない。
そして湿気取り剤に溜まった水。
これも2階にキッチンがある場合
キッチンには流さない事をお勧めいたします!
流す頻度にもよると思いますが、ブヨブヨの固まりになったと考えられる現場もありました。
トイレの配管は口径も大きいので
湿気取り剤に溜まった水はトイレに流す事をお勧めいたします。
以上、プチ情報でした笑
当社では堺市を中心に水まわりリフォームをはじめ、外壁塗装、屋根塗装、便利屋サービスまで承っております。
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